水晶の故郷!山梨県の昇仙峡①

カメラ

ある日、妻が一言、
「石ばかり掘ってないで、たまにはどこか連れてって!」
確かに、最近旅行に行っていない。しかし6月の梅雨入りの時季、どこが良いのだろうか?

でも考えれば考えるほど、鉱物採集と化石採集、登山のプランが浮かんでくる…。そこで、何がしたいか妻に聞くと、
「サクランボ狩りに行きたい!」
そうか、サクランボか。近場の長野でも良いが、泊りがけでしか行けない遠方、山梨県なんて良さそう。
「今度、山梨にサクランボ狩りに行こう」発言
(今度、山梨で水晶探そう!)本音

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畑のルビー、深紅の山形美人

山梨に到着したのはお昼頃、いきなり水晶探しに行くのは旅行の雲行きが怪しくなりそうなので、まずはサクランボ狩りへ!直前の予約となってしまったが、偶然に予約がとれた「きよし∞のうえん」さんへ!


きよし∞のうえんさんはこちら→きよし∞のうえんHP

南アルプス市にあるサクランボ園さんですが、サクランボ以外にも桃、ころ柿、葡萄など様々な果物を育てているらしい。サクランボ狩りは40分食べ放題で2000円程度、これは安い。サクランボ園はビニールハウスの屋根と簡易トイレもあり、雨でも食べ過ぎても大丈夫!?

サクランボの種類は佐藤錦、紅秀峰、高砂など有名な品種から、本数は少ないがマイナーな種類も有りました。農園主曰く、
「木の上の方が甘くて美味しいですよ!」
との事、そこで梯子に登り上の方のサクランボを摘む。確かに下の実より甘くて味が濃いような?
木の上でサクランボを採って食べていると、妻が私にも採って!との事。これでは猿かに合戦の猿状態なので、美味しそうな大粒のサクランボをころころと下に下に。

幾種類か食べ比べてみましたが、山形美人という種類が皮も薄く甘くて美味しい!山形美人は台風で倒れた佐藤錦の木から偶然に得られた品種であるが、やはり植物は過酷な環境に置かれると、美味しくなるのであろうか?
※フルーツトマトは塩害が発生した畑で生き残ったトマトから得られたとされる。

山形美人

今回は旅行と言う事もあり、久しぶりに一眼レフを引きずり出して写真を撮りました。機材はマニアのカメラ、シグマのSD1Merrill、レンズは105mmマクロレンズです。このカメラはセンサーに特徴のある面白いカメラです。・・・脱線しそうなのでSD1Merrillについては、また別の記事にしましょうか。

水晶の故郷、昇仙峡へ!

さて、サクランボをたらふく食べて妻も満足そうだし、昇仙峡に景色(水晶)を見に行こうか、とドライブを再開!

サクランボ狩りをした農園から昇仙峡までは40分程度、途中で山梨工芸社の石売り場に立ち寄りながら、昇仙峡に到着。途中から雨が強く振り出したのでロープウェイは諦めて、麓の滝と宝石博物館へ。

写真は麓の仙娥の滝、落差は30mもあり力強い。

仙娥滝

駐車場から仙娥の滝への道沿いには石を売るお店がいくつかあったが、真面目なお店もあれば怪しいお店もありました。水晶やトルマリン(電気石)にスピリチュラルな力が有ります!トルマリンは1秒間に数万回の振動をしており・・・というお店がありましたが、水晶や電気石がたくさんある我が家は、健康も金運もみなぎっているはずなのだが…おかしいぞ?

ロープウェイ駅のふもとまで戻り、いよいよ本命?のクリスタルサウンド水晶宝石博物館へ。本当は山梨県立宝石博物館(河口湖)に行きたかったが、日程上、今回は諦めました。水晶宝石博物館には水晶から様々な宝石鉱物が展示されていました。ヒスイでつくられた5重の塔など、見応えがありました。
水晶宝石博物館はこちら→水晶宝石博物館HP

展示スペースを抜けると大きな売店です。博物館は無料ですが、ここで回収をする作戦であろうか…。さて、並んでいる鉱物を見ながら、妻に説明をしていると、
「お詳しいですね?」
と売店にいた店員に声を掛けられました。
水晶を探しに来たのですか?」
と言われたので、今回は旅行である事を伝え、昇仙峡周辺は水晶が採集不可と聞くが実際にどうかと尋ねると、
「いまは全面禁止だよ、それに周辺をジオパークに登録をするから、いまは地元の人でも採掘ができない。」
との事、その為、現在は近隣の売店にも地元の水晶が売られていないらしい。そうか~と肩を落としていると、いいものがある!と裏から何かを持ってきてくれました。

その手には、売り物とは異なる茶色みが掛かった水晶でした。店員さんが説明をしてくれました。
「乙女鉱山さんの水晶です。」
おお、これが有名な乙女鉱山の水晶か!そう言われれば、外国産の水晶に比べて、何となく品があるような?いいものが拝めて満足である。ちなみに、この乙女鉱山の水晶を売って欲しいと言ってみたが、この水晶は非売品だし採集記録がある物でもないから、正式に産地保証が出来ないから乙女鉱山産として売る事はできない、との事。誠実な態度で好感が持てました。※水晶宝石博物館の回し者ではない

乙女鉱山産の水晶

隣の売店も見ていってね、との事なので見に行こう。その前に、記事が長くなったので一旦切ります。

次記事はこちら→水晶の故郷!山梨県の昇仙峡②

関連記事①→水晶は見つかるのか?名古屋の近隣でペグマタイトを探す

関連記事②→久しぶりに延坂へ!水晶を探す

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