前回の続きです。普段通らない県道を進むと禿山が見えてきました。さて、何か鉱物は有るのでしょうか?
前回記事はこちら→雨上がりの奥三河 林道を巡り鉱物を探す
禿山の様子
伐採された禿山の地表に転がる石を観察して鉱物を探します。伐採がされた山肌を削るように沢水が流れ出ています。
このような転石を見ながら進むと、花崗岩類が含まれており、雲母や長石がキラキラしています。また、花崗岩により変成を受けたであろう片麻岩が散らばっていました。
写真は貫入した雲母を主体とする花崗岩と形成された黒雲母を主体とする片麻岩!
観察出来た鉱物
観察出来た鉱物を一挙に紹介します。先ずは毎度お馴染みの電気石!真っ黒な電気石を含む転石がたくさん有りました!大きさも直径2センチくらいある物も散見されました。
続いておそらく空晶石または紅柱石!わずかですが観察が出来ました。灰色の母岩は恐らく泥質片岩でしょうか?そのなかに白い柱状の大きな結晶がみられました。ただ、風化により浮き出したような物はほとんどありませんでした。
特筆すべきは以上でしょうか?雲母や長石は大量にありました。さらに登って探してみても良かったのですが、歩き疲れたので中腹まで行き引き返しました。
さて、先を急ぎますか!もう少し県道を進んで行きます。
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