南信州の売木村へ行ってきました!特に目的はなかったのですが、ドライブがてら野菜でもを買って、ついでに鉱物産地を見つけれればと思い訪れてみました。休日くらい目的もなく行動=気ままなドライブも良いものである。
トウモロコシが名物?
売木村へは名古屋から国道153号線、国道418号線を経由して行くか、または豊橋から国道151号線、国道418号線を経由して行きます。村の中心部には道の駅「南信州うるぎ」があります。先ずは道の駅に寄ってみました。
道の駅ではちょうどトウモロコシ祭りが行われており、トウモロコシがところ狭しと並んでいました!
と言う訳でトウモロコシを購入しました。家で塩茹でにしてみましたが、薄皮も柔らかく、中々美味でした!昔、祖母が言っていましたが、トウモロコシを収穫に行く前に、鍋を火にかけて行く=それくらい鮮度が良いまま茹でると、柔らかく歯に詰まらないトウモロコシが味わえるとか!?
瀬戸の滝へ
道の駅に居た村人に村内に何かお勧めの観光スポットは無いか聞いたところ、県道46号線を阿南町方面に進む途中に滝があるとの事、さっそく行って見ました!
しかしこの県道46号線、道が酷い。完全に険道である。所々に落石があり、沢水が流出して、道の脇を流れている。野郷白山に向かう途中の国道157号線を思い出す道である。
売木村から30分くらい進むと、瀬戸の滝に着く。車道から30メートルほど下った売木川に滝がある。近くにはポットホールや日照滝があるらしいが、日照滝への遊歩道は完全に雑草に飲み込まれていた(汗)
写真は瀬戸の滝、花崗岩の白い渓谷に荒々しい水の流れが綺麗である。車道は蒸し暑かったが、渓谷は少しひんやりしていた。
鉱物を探して林道へ
再び売木村の中心に戻り、別の道を進みながら、沢の石や林道脇の崖を観察してみた。
すると何本目かの林道でついに有望そうな崖を発見、一見、赤粘土質のガレ場であるが、花崗岩の礫に混じり石英の破片も混じっている。
ちなみに、花崗岩や石英を含んだガレ場の範囲は狭く、20メートルほどの範囲のみである。少し進むと堆積岩(泥岩)、少し戻ると沢で切れている。しかし、車が進入可能な車道からほんの数十メートルと、アクセス性は良い産地である。
先ずは石英の破片や塊を観察し、水晶でも無いかと思ったが、水晶は皆無であった。しかし、石英の中に太さ2ミリ前後ではあるが、細長く結晶面が現れた電気石が入っている。電気石があると言う事は雲母や鉄礬柘榴石(ガーネット)が無いかと探すと、石英部分には無いが花崗岩中に埋没するよう鉄礬柘榴石が観察出来た。
じっくり探すといくつかは大きな鉄礬柘榴石や電気石が採集出来た。最近どうも電気石とガーネット専門のブログのようになっている・・・。きっともっと複雑な鉱物を見極める目があれば、いろいろ見つかるのだろう・・・。
一旦切ります。成果は次の記事で!
次の記事→売木村へ!鉱物ドライブ②
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