前回に引き続き新箱根の採石場跡を紹介します。ですが、今回は下草も酷いので林道沿いのみを探検しました。ですので2019年1月に産地探訪をした写真も含めます。
前回の記事はこちら→蒲郡へ!ガーネットと物作りの街を巡る①
林道沿いに転がる鉱物
先に紹介をした林道の転石以外にも、林道から少し入ったところに鉄礬石榴石(ガーネット)を含む岩が転がっており、たくさんの鉱物愛好家が叩いて割った跡が散見されます。こういう産地は誰かが割った跡から落ち穂拾いをしましょう。1ミリくらいのガーネット結晶であればいくらでも有ります。
採石場跡の中は?
採石場跡の中にも進みたいところですが、今回は諦めました。まだまだ下草が激しいからです。そこで過去に訪れた際の写真をもとに紹介します。
冬になると採石場跡の下草はほとんど枯れて倒れます。そのため比較的内部まで進む事が可能です。写真は冬の採石場跡の全景です。下草も木々の葉も枯れてます。
下草が枯れたと言っても枯れた下草やツタは残ってますので、それらをかき分ける必要は有ります。採石場跡の最深部まで進むと45度くらいの傾斜のとなっています。
足を滑らせると危ない傾斜ですし、極稀に崖から岩が転がり落ちて来ます。そのためヘルメットなどの装備をすると言うより、そもそも崖下には行かない方が賢明でしょうか。
私が探訪した際に見つけた一番?の結晶は以下です。巨大な岩に3ミリくらいのガーネットが含まれていました。誰かがカッターで格闘した跡が有りますので、今はもう無いかも?私は写真だけを撮りそのままにしました。
採石場跡の紹介は以上です。比較的に簡単に鉱物の観察ができる貴重な産地ですので、節度を持った行動が必要かと思います。
・ゴミを捨てない、・危険な行動をしない、・木を倒したり掘り返したりしない、などなどお互いに気を付けたいですね。
記事はまだ続きます。一旦切りますね!
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