水晶は見つかるのか?名古屋の近隣でペグマタイトを探す①

地質

ペグマタイト(巨晶花崗岩)と言えば中津川が有名です。中津川市の苗木地区は昔は何度も足を運んでいましたが、今は乱獲による立ち入り禁止などもあり、長らく行っていません。

今日は名古屋からも比較的近く、ペグマタイトが観察できそうな産地を目指しました。

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ペグマタイトとは

ペグマタイトは巨晶花崗岩とも呼ばれ、読んで字の如く、巨大に結晶化が進んだ花崗岩です。ただ、花崗岩中に見つかる事が多い為、巨晶花崗岩と呼ばれますが、その他の岩石中に見られる事も有ります。

ペグマタイトが大量に存在する事は難しく、通常は花崗岩中に脈や塊として存在しています。ペグマタイトは結晶化が著しい事から、ペグマタイトを見つければ、石英=水晶や長石、雲母の結晶が見つかる可能性が高くなります。

冒頭にも、ペグマタイトの有名産地として中津川市の苗木地区を挙げましたが、三大ペグマタイト産地として知られており、福島県石川や滋賀県田上山と並んで有名な鉱物産地です。

しかし、苗木地区は乱獲や採石場の閉鎖により産地の荒廃が進みました。また、私有地や茸山(松茸の自生地)に入り込み、鉱物を採集する人もいる事から、立ち入り禁止や住民とのトラブルも多いと聞きます。そう言えば南洋美人で有名な鎮野峠も全面禁止になったと聞きます。

そんなこんなで、中津川近辺の産地からは足が遠ざかっていましたが、今回は名古屋近辺の花崗岩地帯へ産地開拓も兼ねて行って来ました。

鬼岩公園へ

産地開拓の前に、ちょっと寄り道をして鬼岩公園へ行きました。鬼岩公園はかつてはかなり有名な観光地で、私も小学生の時に、遠足で鬼岩公園の岩屋くぐりをした記憶が有ります。

当時は観光客が多かった為か岩屋くぐりが渋滞したりと大変でした。ただ、現在は閑散としており、駐車場には観光バスもなく、東海自然歩道を歩く人のものと思われる自家用車が有るくらいで、団体の観光客は居ませんでした。今日ならゆっくりと見て回れるだろうと期待をしていましたが・・・。

写真は鬼岩の渓谷です。意外と水量が多く、所々に滝があり、涼しげです。

鬼岩渓谷の流れ

公園入り口から5分ほどで、いよいよ岩屋くぐりの入り口へ!と思いましたが、閉鎖されてる!?どうやら整備中で観光客の立ち入りを制限しているようです。昔に来た時も人がやっと通れるくらいの場所もあり、やはり安全上問題が有るのでしょうか?でも、見た感じ工事などをしている様子もなく、このまま閉鎖?観光地としての役目を終えて行くのかもしれません。

岩屋くぐりの入り口、閉鎖されている

鬼岩公園に無数に転がる巨石も花崗岩です、中にはこんな大きな岩もあります。昔の人は、この大きな岩を見て鬼が住むと想像をしたのでしょうか?

鬼岩公園最大?太郎岩

遊歩道の紅葉の一部がフライングで色付いていました。鬼岩公園の雰囲気としては、新城市の乳岩峡に似ており、山歩きや自然観察ができて、巨大な岩が織り成す景色あるのですが、新城市の乳岩峡が子供連れから老夫婦、若い登山女子のような幅広い年代で賑わっているのに対し、鬼岩公園は東海自然歩道を行く老夫婦がいるくらいです。乳岩峡は何も無い(駐車場とトイレのみ)のに対し、鬼岩公園はホテル、食堂、お土産屋と昭和の雰囲気が感じられるように、中途半端に観光地化されたのが不味かったのかもしれませんね。

紅葉を始めたモミジ

例によって長くなってしまったので、一旦切ります。

次記事はこちら→水晶は見つかるのか?名古屋の近隣でペグマタイトを探す②

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