棚山高原のオパール②

地質

棚山高原のオパール

先の記事でオパールを探した場所から、車でさらに上流を目指します。

先の記事→新城市棚山のオパール①

しかし道が悪い・・・所々で車の腹に岩が擦ってる気がする。また、道の隅が崩れており、落石もゴロゴロ。

そんなこんなで林道の終点まで車を進める。先の「谷川河床礫のオパール」からさらに30分くらいであろうか?林道を塞ぐ柵があり、その先は登山者のみが進める。

その柵の前の範囲、近くの沢に降りてオパールを探すと良い。

写真1 オパール産地の河原

しかし、ここも穏やかな河原である。蝶トンボなんて何年ぶりに見たであろうか!!

写真2 谷川を飛び回る蝶トンボ

飛び回る蝶トンボを追いかけていると足元にゴロリと転がる球顆を発見、割ってみるとやっと大きめのオパールが!僅かに青みが掛かってるが、遊色は余り明確でない。写真は家に持ち帰り泥汚れを洗った物、結局、明確なオパールはこれだけであった。

写真3 棚山産オパールを含む球顆

結局、今日の成果は松脂岩がたくさんとオパールが少し、オパールを含むであろう球顆が1つであった。球顆はまたいつか割ってみたいと思う。

鉱物一覧

和名:松脂岩(しょうしがん)
英名:Pitchstone
産出量:多産◎

ガラス質流紋岩マグマが溶岩として噴出したもので、色は黒から青~緑褐色、黒曜岩(Obsidian)に比べて水分含有量が低く、黒曜岩の水分量とガラス成分(SiO2)量が1%以下かつ61~67%であるのに対して松脂岩は、水分量が4~10%、ガラス成分量が70%である。

和名:オパール、蛋白石
英語:Opal
産出量:少量△

ガラス質の流紋岩を含む地層におおく見られる。オパールの成分はSiO2および結晶水(ただの水:H2O)からなっている。詳しくは次の記事に譲るが、コロイド上のSiO2の隙間を埋めるようにH2Oが存在している。よって、結晶水が抜けるとコロイドの並びが崩れ、虹色が消失する。

次の記事ではオパールの構造色に関して考察をする。

次の記事→棚山高原のオパール③

他にも宝石鉱物を紹介していますのでよろしければ、ご覧下さい!

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