龕付天正金鉱を出発して伊豆半島を南下します。
前回の記事はこちら→動物と鉱物の王国!?伊豆半島の旅⑤
黄金崎へ
旅館を出る際に、中居さんにおすすめの観光地は無いか聞いてみましたが、加山雄三ミュージアムがよいと言われましたが、あまり興味がない・・・その他で聞くと黄金崎は景色もよくおすすめとの事でした。ちょうど行きたかった西伊豆方面だし、まずは黄金崎へ!
土肥温泉から黄金崎はすぐでした。途中で富士山をみたりしていましたが、車で30分くらい?駐車場の側に展望台が整備されていて説明文などが掲げられていました。馬の横顔に見えますね(^_^)
黄金崎の周辺は石英質の火山岩が広がっており、黄金崎から見える山肌には珪石採掘を目的とした露天掘り鉱山が存在します。一時期は日本のガラス資源の大部分がここで採掘されていたと言うから驚きです。
海岸沿いの崖を観察できそうな廃道がありましたのでちょっと歩いてみました。崖から崩れ落ちた岩が散乱しており、一部にはセリナイト?それとも粘土のような脈状の露頭も見られました。注意深く脈の周辺を探してみましたが、わずかに黄鉄鉱が見られたくらいでした。
仁科大浜海岸のメノウ
黄金崎からさらに南下をすると西伊豆町の中心部に差し掛かります。この西伊豆町の仁科川が流れ込む辺りの海岸を大浜海岸と呼びますが、ここは有名なメノウの産地です。Googleマップでは大浜海水浴場と印されています。
ここを訪れた時(2019年11月)は大浜海水浴場の整地作業が行われた直後らしく、海岸の砂礫がブルドーザーにより整地されて跡が広がっていました。掻き回された砂礫のなかにメノウや伊豆赤玉石(ジャスパー)が採集できました。成果は以下の通り、30分も拾えば十分な数を見つけられました。
あまりきれいな物はありませんが、あわ雪のようなメノウは拾っていて楽しいですね!
さて下田方面へ移動を続けましょう!一旦切りますね!
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